KazuProg's notes

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重力四目並べの戦略を私なりにまとめてみた。

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私は、この「重力四目並べ」というゲームをWeb上で遊べるように数年前から私のサイトで公開しています。

私のサイトにたどり着いた人の検索ワードを調べると、「重力四目並べ 戦略」などと検索している人がたくさんいたため、今回は戦略についてまとめていきたいと思います。

このページに来ている人なら「重力四目並べって何?」って人はいないと思いますが、Web上で遊べる物も作っているので、ぜひ遊んでみてください!

重力四目並べ

先手有利!

先手も後手も変わらないんじゃないの?と思ったと思います。

でもよく考えてみてください。

1手目:先手のコマ数1、後手のコマ数0

2手目:先手のコマ数1、後手のコマ数1

3手目:先手のコマ数2、後手のコマ数1

4手目:先手のコマ数2、後手のコマ数2

このように、先手の場合は相手と同じか1つ多いコマをおける瞬間があります。

なので、先手のほうが少し有利になるわけです。

真ん中の列を封印する!

これは、重力四目並べの盤面の横が7マスという前提で成り立っているので、サイズが違っていたら効果はありません…

これはどういうことかというと、例えば以下のような盤面があったとします。

・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・●・・・

真ん中の列においてみました。

すると相手は、一番下の列で横に4つ並べて勝つということができなくなりました。

さらに、以下のような盤面があったとします。

・・・●・・・
・・・●・・・
・・・●・・・
・・・●・・・
・・・●・・・
・・・●・・・

本来なら縦に4つ並んでいるので勝利ですが、今回は説明のためなので無視してください。

このように真ん中の列に置くと、相手は横だけでなく斜めで4つ並べて勝利するといったことも封印されてしまいます。

そのため、相手は縦でしか4つ並べることができないため、自分のほうが有利になります。

最後に追い込む!

これを仕掛けることができれば、相手は確実に負けます。

ゲームの最後のほうはおける列も限られてきます、

そこで、最後の1列になった時にそこにおいたら負けという盤面を作ればいいのです。

具体的な例で示すと、

●・○●○○○
○・○●○●●
●・●●●○●
○・●○●○○
●・○●○○●
●・○●○●○

このような盤面で、次は○の番です。

おける列が1列しかないので、そこに置きます。

●・○●○○○
○・○●○●●
●・●●●○●
○・●○●○○
●・○●○○●
●○●○●○

すると、相手が置くと必然的にコマが斜めに4つそろって相手の勝ちになります。

●・○●○○○
○・○●○●●
●・●●○●
○・○●○○
●○●○○●
○○●○●○

こんな風に、うまく仕掛ければ相手は逃れられないので、勝つことができます。

ダブルリーチを作る(難易度高)

これも仕掛けることができれば、相手は確実に負けます。

ただし、ゲームの中で作るのが比較的難しいと思います。

具体的な例で示すと、

・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・●●●○・
・○○●○○・
・●○○●●・

次は○の番で、下から3列目が横にそろってしまうので、左から2番目に置きます。

・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・○●●●○・
・○○●○○・
・●○○●●・

すると、次の●の手によって斜めに4つそろってしまいます。

・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・○●●○・
・○○○○・
・●○○●・

このようにしかけられれば、勝つことができます。

まとめ

以上、4つの戦略について解説しました。

まだまだ他にもいい戦略があるかもしれませんが、私はこのくらいしかわかりません

もっといい戦略を見つけて、ぜひ最強の重力四目並べプレイヤーになってください!